
知識がなくても高い利益が期待できるという話題の副業スペーストレード(Space Trade)。
専門的な知識や技術がなくても稼げるというのは、副業を始める多くの人にとって大きなメリットかと思います。
しかし、「知識がなくても利益が得られるって、本当は危険なのでは…?」と密かに不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
実物がないデジタルの『プラネット』を取引するという仕組みも、何だか良く分からないですよね。
今回は、スペーストレードは危険なのか?という疑問について、取引の仕組みとリスクという観点から徹底的に調査してみました!
スペーストレードとは?
スペーストレードは、『プラネット』をユーザー間で取引し、利益を得るプラットフォームです。
まず、ユーザーは『プラネット』と呼ばれるデジタル商品を購入します。
『プラネット』は購入希望者が必ず購入できるという訳ではなく、予約した人の中から抽選で決まります。
『プラネット』は一定期間所持することで、購入した価格に対して定められた利率が加算された状態で売りに出されます。
利率は14%~18%となっており、中々大きな数字です。
『プラネット』の売買が成立すれば、購入額と売却額の差額分の利益が得られます。
このようにして『プラネット』の売買を繰り返すことで、ユーザーは利益を大きくすることができます。
基本的な考え方は、安く商品を仕入れて高く販売する、せどりと同じです。
しかし、せどりと比較すると購入から売却までの期間が短いことがメリットとして挙げられます。
また、実際に物を仕入れる必要があるせどりと違って、在庫を抱える心配がないというのも良いですね。
スペーストレードが危険だと思われるのはなぜ?

ここまででスペーストレードの基本的な仕組みを説明してきました。
しかし、いくつか疑問や不安に思うこともあるかと思います。
そもそもデジタル商品である『プラネット』とは何なのでしょうか?
売りに出した『プラネット』はちゃんと利益を上乗せした価格で売れるのでしょうか?
デジタルの商品を取引するだけで利益が出ることに対して不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
実体のない取引でありなぜ利益が出るのか分かりにくいという点が、危険だと思われる大きな原因なのではないでしょうか。
まずは、スペーストレードの取引について、危険がないのか調べていきます。
スペーストレードは危険な取引?
スペーストレードは本当に危険なのでしょうか。
実体のない商品を扱うということは問題ないのか疑問ですよね。
また、デジタルデータを取引するのにデータの漏洩などの危険性はないのでしょうか。
売買が本当に成立するのか、高い利率は危険ではないのかといったことも気になるところですよね。
順番に調べていきましょう。
なぜ実体のない商品に価値がある?
デジタル商品である『プラネット』には、なぜ価値があり値段をつけることができるのでしょうか?
ここにはNFTという概念が関係してきます。
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれています。
トークンとは、ここではブロックチェーン技術を活用して認証できる技術という意味で考えてください。
つまり、NFTとは「ブロックチェーン技術を活用した偽装不可能なデジタルデータ」という意味になります。
ブロックチェーン技術により、デジタルデータに偽装できない価値を持たせることができるようになりました。
デジタル商品の所有権を売買したり、デジタル商品の希少性を担保したりすることが可能ということです。
『プラネット』もNFTであるため、それぞれが唯一無二の商品として所有権に価値が与えられ、保有することで価値が高まるということです。
デジタルデータの漏洩の危険はある?
NFTにより、スペーストレードで非代替性のデジタルデータの取引を行えることはご理解頂けたかと思います。
しかし、デジタルデータが漏洩してしまうという危険性はないのでしょうか。
スペーストレードの取引には、P2Pと呼ばれる仕組みが使われています。
P2Pとは、「Peer-to-Peer」の略称で、不特定多数の端末がサーバーを介さずに端末同士で直接データを共有することができる通信技術のことを指します。
身近なサービスだと、普段皆さんがメッセージをやり取りしているLINEも、P2Pの技術が使われています。
スペーストレードの場合、利用者が『プラネット』の取引を行う際、運営を介さずにお互いの口座へ直接送金をします。
情報の漏洩が起きにくいだけでなく、取引の最中にサーバーがダウンしてしまうこともありません。
P2P技術のおかげで、デジタルデータの漏洩の危険はないと考えて良いでしょう。
『プラネット』の当選確率はどれくらい?
スペーストレードでは、『プラネット』を購入し一定期間所持することで、購入した価格に対して定められた利率が加算された状態で売却することができます。
しかし、『プラネット』は購入を希望する人が必ず買えるという訳ではなく、予約をした人の中から抽選で購入者が決まります。
そうなると『プラネット』が本当に購入できるのか、不安に思いますよね。
『プラネット』の当選確率はどれくらいなのでしょうか?
公式サイトによると、『プラネット』の当選確率は10%前後だそうです。
決して高い確率であるとは言えないかもしれませんが、『プラネット』は複数個予約することが可能であるため、確率を上げることが可能です。
3日に1回ほど当たるという声も見かけたので、意外と高い頻度で売買ができそうですね。
『プラネット』はちゃんと売れる?
購入した『プラネット』が売れないと、損をしてしまいますよね。
果たして『プラネット』はちゃんと売れるのでしょうか?
スペーストレードでは100%取引が成立するわけではないそうです。
しかし、取引が成立しやすいような工夫がなされています。
例えば、『プラネット』の購入を申し込み、当選した場合キャンセルができないということが利用規約に記載されています。
当選しても購入しなかった場合はアカウントが凍結されてしまうようです。
また、利用規約には以下のような記載もあります。
販売対象となるプラネットの数よりも購入申込されたプラネットの数が同数以下である場合、購入申込を行った登録ユーザー(以下「購入申込者」といいます。)は、申込を行った個数のプラネットを購入することになります。販売対象となるプラネットの数よりも購入申込されたプラネットの数が上回る場合は、抽選になります。
現在の『プラネット』の当選確率は10%前後ですから、少なくとも今のところは需要が供給を上回っていると考えて良いでしょう。
高い利率は危険?
スペーストレードの利率は14%~18%ほどです。
1回の取引でこの数字ですから、ものすごく大きく感じますよね。
投資で利率14%~18%、しかも数日から1週間ほどで利益が出るようなものは、ほとんど詐欺案件と考えて間違いない数字です。
しかしスペーストレードは投資ではなく、あくまでデジタル商品の売買です。
投資ではなくせどりに近いと考えて良いでしょう。
投資ではリターンが大きくなる分リスクも大きくなることが多いため、高い利率は危険であると考えられます。
しかし、商品の取引であるスペーストレードは、買い手が見つかれば利益が出ます。
現在の『プラネット』の当選確率は10%前後であり、需要が供給を上回っていることから、買い手が見つかる可能性は高いと考えられます。
スペーストレードの場合、高い利率が危険に直結するとはいえないでしょう。
スペーストレードにはどんなリスクがある?

ここまでスペーストレードの取引について解説してきました。
スペーストレードはしっかりと利益の出る仕組みであり、危険ではないということがお分かり頂けたかと思います。
しかし、良い仕組みである以上、リスクがあるのかどうかは気になるところですよね。
スペーストレードの公式サイトには、スペーストレードのリスクについての説明があります。
自らリスクについて説明している点は好感が持てるかと思います。
スペーストレードの最大のリスクは、供給が需要を上回り『プラネット』の買い手がつかないことによって売却ができないことです。
需要と供給のバランスが崩れる要因として、以下の2つが挙げられています。
RISK01 プラネットの増加による供給の増加
RISK02 申込者の減少による需要の減少
それぞれについて説明していきます。
『プラネット』の増加による供給の増加
スペーストレードでは『プラネット』と呼ばれる商品を取引しますが、『プラネット』には『JUPITER』『URANUS』『SUN』の3種類の惑星があり、それぞれ保有期間と利率、価格レンジが異なります。
『プラネット』は、売買が繰り返される過程で利率換算によってどんどん価格が上がっていきます。
それぞれ定められた価格レンジの上限に達した『プラネット』は、3つに分裂し、価格も3分割されて再び売買されます。
3種類の『プラネット』がどんどん増えていくということですね。
そのため、増加する『プラネット』の供給量に合わせて購入希望者も増加しないと、保有している『プラネット』が売却できなくなってしまいます。
申込者の減少による需要の減少
申込者(購入希望者)が減少することもリスクとして考えられます。
購入希望者が減少する理由としては、購入希望者の増加するスピードが『プラネット』の増加するスピードに追い付かないことや、『プラネット』の価格が上昇して購入希望者が購入をためらってしまうことなどが挙げられます。
購入希望者が減少してしまうと、先ほどと同じように保有している『プラネット』を売却できなくなってしまいます。
現在のところ、需要と供給のバランスはとれているようです。
『プラネット』の当選確率は10%前後ですから、少なくとも今のところは需要が供給を上回っていると考えて良いでしょう。
しかし、このリスクがなくなるということはないかと思われます。
なので、需要と供給のバランスが取れているうちに参入し、早めに利益を出しておくのがお勧めです。
スペーストレードの出口戦略
このようなリスクに対応するために、スペーストレードには出口戦略が用意されています。
スペーストレードの公式サイトには以下のような記載があります。
VISION1 未来のビジネスに参入できるプラットフォームの構築
VISION2 SpaceTrade関連のビジネスでポイント使用を可能にする
具体的な内容としては、『プラネット』を今後オープン予定のビジネスマッチングプラットフォームで使用できるポイントに変換できるようになるそうです。
ポイントを使用して、未上場企業の新規事業の株式の取得やサービスの利用が可能となります。
もしも『プラネット』の需給バランスが崩れてしまい、購入した『プラネット』が売却できなくなったとしても、ポイントに変換することで新たなサービスを利用することができるということですね。
『プラネット』が変換されるポイントがどれくらいの価値なのか、どのようなサービスを利用できるのか、具体的なことはまだわかりませんが、リスクに備えた出口戦略を用意しているというのは、他のビジネスにはない利点かと思います。
スペーストレードは危険じゃない!気になることまとめ
スペーストレードは危険なのか?という疑問について、取引の仕組みとリスクという観点から調査してきました。
ここまでの内容についてまとめます。
●NFTにより、実体のないデジタルの商品にも唯一無二の価値が与えられ所有権の取引ができる!
●P2Pの技術により、情報の漏洩やサーバーのダウンなどの危険が排除されている!
●『プラネット』の当選確率は10%前後、複数個予約することで確率を上げることが可能!
●『プラネット』に当選したらキャンセルはできないので、売れる可能性が極めて高い!
●スペーストレードの利率は売買益なので、高い利率が危険に繋がるわけではない!
●需給バランスの崩壊がリスクではあるが、今のところは需要が供給を上回っている!
●需給バランスの崩壊に備えて、ユーザーが損をしないように出口戦略が用意されている!
ここまでで、スペーストレードは極めて危険性の低いサービスであることが分かったかと思います。
もちろんリスクはありますが、リスクに備えた出口戦略も用意されていることは安心できますね。
ただ、ここまで説明してきたこと以外にも今後何かリスクとなりうることが出てくるかもしれないので、常に最新情報はチェックしていきたいところです。
最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は、スペーストレードは危険なのか?という疑問について、取引の仕組みとリスクという観点から調査してきました。
スペーストレードは、専門的な知識がなくても始められますし、1日数分の取引で利益を出すことができます。
副業をしたいけれど、何から始めて良いのか分からないという方にお勧めできるサービスだと思います。
この記事が皆さんの役に立てば幸いです。

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